2022年1月
■2022年1月
ボルボ・カー・ジャパンは、ステーションワゴン「V60 リチャージプラグインハイブリッド」を一部改良して、2022年1月13日に発売した。
今回の一部改良では、Recharge Plug-in hybrid (プラグイン・ハイブリッド)モデルのパワートレーンを一新。駆動用のリチウムイオン・バッテリーは、充電容量を従来から約60%増となる18.8kWhとすることで、EVモードにおける航続距離の大幅な伸長を図っている。ピュアモードでのEV航続距離は、最長で約70km – 90kmとなり、現行モデルのほぼ2倍を実現したという。日常走行での近距離ドライブでは、EVとして利用可能な範囲が大幅に拡大し、長距離ドライブでのエンジンを併用したハイブリッドモデルとして利便性とともにその魅力を大幅に高めている。
また2.0リッター4気筒ターボエンジンは、さらなる高効率とドライバビリティの改善を目的に、従来搭載されていたスーパーチャージャーを廃止。組み合わされるCISG(Crank Integrated Starter Generator)の出力を向上し、全域での性能を高めている。リアに搭載された駆動用モーターの出力を従来比約65%アップとなる107kWとすることで、EV走行時の俊敏でパワフルな電動走行と、優れた回生ブレーキ性能を実現した。出力レベルは合計出力で350psとなる(参考合算出力値)。
同年4月1日には価格改定を実施した。